滝が谷公園を美しくし隊

滝が谷公園ニュース…第31号 2009年4月12日

わがまちのシンボル樹

「花みどり市民ネットワーク」が昨年市内全域から、地域のシンボルになっている樹を募集しました。美しくし隊からは公園の東北端

にあるメタセコイヤ並木とカリオンのそばにあるケヤキを応募したところ、めでたくどちらも採択され、他の全144本の樹木とともに

下記のホームページに掲載されています。http://www.warp.or.jp/~87midori/symboltree.htm

これらの樹木については、市民の財産としてこれまで以上に大切に育てていきたいと思います。

サクラ vs ウバメガシ

小学校側から公園に入ってすぐ南にサクラ並木がありますが、隣のウバメガシに押されて枝振りがあまり良くない木が10本ほどありま

す。樹木医さんに指摘され初めて気付きました。サクラを弱らせているとはいえ、ウバメガシも立派な樹木なので、うまく折り合いを

付ける方法を、木に詳しいメンバーが考えてイラストにしてくれました。 ウバメガシは萌芽力が強く低木として育てることもできるの

で、今の高さを思い切って1/3位まで剪定してみては?というものです。こうすると、今は日陰になっているサクラの枝振り復活を期待

できそうです。ただ、このような大胆な剪定は経験がなく、剪定直後は公園利用者が驚かれてしまうこともあります。 今年はこの案を

地域のみなさんや西部建設事務所と一緒に検討していきたいと考えています。

滝が谷公園の自然 ~ 日本タンポポ

在来種のタンポポが、ニュータウンにある滝が谷公園に生育しています。開発されたところでは、西洋タンポポばかりという状態です

から、都市にいながら在来種のタンポポを目にすることができる貴重な公園です。西洋タンポポは、欧州原産で、明治時代に、洋菜の

ひとつとして北海道に導入され、野生化したものです。(欧州では、葉はサラダ、根はコーヒーの代用とされた。)

西洋タンポポは、適応環境が広く、季節を問わずに発芽し、3ヶ月後にはつぼみをつけ、ほぼ一年中を通して花を咲かせます。昆虫が

花粉を運ばなくても種ができます(単為生殖)。 一方、在来種のタンポポは、湿り気のある肥沃な土地に育ち、花期は3月から5月まで、

受粉により種を結ぶので群生している必要があります。地面に落ちても種は休眠し、芽を出すのは秋です。冬を越して迎えた春には、

葉があるだけでつぼみをつけず、花が咲くのは、一年後の春になります。時間がかかる上に、開発された環境には適応せず、芽を出す

こともできない。これでは、西洋タンポポには、太刀打ちできません。繁殖力の強さから、田園地帯にも西洋タンポポが広がってお

り、日本タンポポが消えてしまわないように祈るばかりです。西洋タンポポと日本タンポポの見分け方は、頭花を支える外総苞片の形

です。“反り返る”のが西洋タンポポ、“反り返らない”のが日本タンポポです。タンポポに出会ったら、観察してみてください。

4月~6月の活動予定日

(毎月第1・3日曜) 4月5・19日 5月3日・17日  6月7日・21日(各16時~18時) どなたでもご参加下さい。お待ちしています。

5月30日(土)は恒例の「芝生はり」(予定)こちらもどうぞご参加下さい。

滝が谷公園を美しくし隊は,次の地域団体にご協力頂いております

~ ガーデンハウス名谷第2団地管理組合、名谷コープタウン団地管理組合,神の谷児童館 ~

滝が谷公園ニュース…第30号 2009年1月1日

シダレサクラに竹の柵

グラウンド西の階段脇にシダレサクラを植えて7年が経ちました。 数年前、葉と花の付きが少なくなったことがありましたが、

2年前にてっぺんの枯れ枝を思い切って切除したところ、樹の勢いが蘇り花も多く咲くようになりました。この冬も花芽が多く

付いており、来春はまた花見を楽しませてくれるものと期待されます。この度、樹形をより広げるための準備として、サクラ

の周りに竹製の柵を設けました。これまでの木杭製柵に比べて、「上品」な雰囲気を目指したつもりですがいかがでしょうか?

竹は、里山倶楽部緑台さんが総合運動公園内に残る竹林から切り出して下さったものを利用しています。

2008年の紅葉

2008年は暑さが厳しく、また台風上陸がなく葉っぱがほとんど落ちずに残っていたため、例年にも増して色鮮やかで賑やかな

紅葉が楽しめました。

キツツキの枯木を支える

コープタウン団地への入り口付近にある、一本のトチノキの枯れ木、 4mほどの高さに直径5cmほどの真ん丸な穴が開いていま

すがこれはキツツキ(ゲラ)の巣です。木が倒れることなく、この冬もキツツキが訪れてくれるよう3本の丸太で支えました。

落ち葉で腐葉土づくり(1)

鮮やかな紅葉が落ち葉に変わる12月。この冬も恒例の落ち葉で腐葉土づくりをはじめています. 落ち葉を公園の土に返すのです。

落ち葉は溜めておくと自然に発酵して里山でよく見られる腐葉土(ピート)になります.ただ自然発酵に任せると完全な腐葉土にな

るまで2年近くかかるので、翌年の落ち葉の季節には半熟のまま腐葉土をいったん落ち葉槽から出さなくてはいけません。

そこでこの冬は腐葉土をなるべく早く熟成させる方法にチャレンジしています。 熟成を早めるポイントは、鶏糞、油かす、発酵

促進剤を混ぜた層を落ち葉層の間に挟み込んでいくこと。そして深さ約60cmまで貯まった落ち葉と発酵剤のサンドイッチ層に適

度な水を含ませて表面をブルーシートで覆うことです。 12月初旬にこの方法を初めて試し,2週間後に落ち葉層の内部を覗いてみ

るとほのかに熱気が感じられ発酵がはじまっていることを確認できました。

これに気を良くし,12月下旬には2基目の落ち葉槽を作りました。落ち葉槽も公園内の要らなくなった支柱を組み上げた、材料費

がほぼゼロの経済的なものですが、今年は底に合板を敷き詰めました(1)。これは腐葉土を目がけて伸びてくる周辺の樹木根を阻

止して、腐葉土の掻き出しを容易にするためです。5m超の支柱を公園内から約20本集め、合板のタテヨコ長さに合わせきれいに

切り揃えます(2)。組み上げた支柱を針金と釘で固定し、手作り落ち葉槽が完成(3)。体重のあるメンバー(筆者?)が上に乗ったり横

から蹴ったりして頑丈さを確認したら、公園内から掃き集めた落ち葉を次々に投入します(4)。この手の作業に慣れたメンバも多く、

5人がかりで3時間の一仕事でした。うまくいけば春には熟成した腐葉土ができるので、桜周辺や花壇などに使いたいと考えていま

す.秋の落ち葉が、春には公園の土に返り、花や緑を豊かにしてくれる. 落ち葉をゴミとして処理する費用も無くすことができ。

一石二鳥です。

1月~3月の活動予定日

(毎月第1・3日曜)

1月11・18日 2月1日・15日  3月1日・15日(各15時~17時) どなたでもご参加下さい。お待ちしています。

滝が谷公園を美しくし隊は,次の地域団体にご協力頂いております。

~ ガーデンハウス名谷第2団地管理組合,名谷コープタウン団地管理組合,神の谷児童館 ~

滝が谷公園ニュース…第29号 2008年9月7日

酷暑、少雨、蝉しぐれ

今年の夏は暑さもさることながら、7月、8月の降雨がわずか3日という記録的な少雨でした.このため,植えたばかりのサクラの一部や、

トチノキ、ハナミズキ、ハナズオウなど水気を好む樹木の一部も葉を落とすなど弱ってしまいました。その一方,これだけの少雨でも

活き活きとしているトチノキがあり、そこに地下水脈があることを窺わせています。また,今年は蝉も多く、8月中旬頃までは公園を

歩くと、クマゼミ、アブラゼミの大合唱で耳をふさぎたくなるほどでした. 園内の樹木を見上げると、蝉の抜け殻が鈴なりになって

いました。

手作り樹名板 増殖中

アブラゼミ合唱団の皆様 セミの抜け殻が鈴なりになったアキニレの枝前号でもお知らせしましたが、新メンバーによる手作り樹名板

が続々と園内に増えています(8月末現在 約15カ所)、樹木の名前、学名だけでなく,命名の由来なども書かれた、学習資料としても価値

のあるものです。地域の身近な自然を再発見する題材として、また子どもさんの学校での自由課題の教材として、ご活用下さい。

写真は、枯れたトチノキにコゲラ(キツツキ)の巣があることを解説している名板です。

花壇でほっと一息

園内に2カ所ある花壇では,現在女性メンバーが ベゴニア/マリーゴールドとオミナエシを植えています.メンバー曰く、「地味ですが、

私同様いつまでも花(華)のある公園にしたい」ということです。花のある公園は、地域の安全や価値を高めるとも言われます。

サクラと街灯を共存させるには7月初旬、園内の街灯を覆うように茂っていたサクラなどの枝が,地元住民からの要請を受けた西部建設

事務所の配慮により一斉に刈り込まれました。これで、街灯の明かりと夜間の園内の安全が確保されましたが、悩みは今後数年のうち

にサクラの枝はまた同じように伸びて、街灯を覆うであろうことです。サクラ切るという諺があるように、サクラの剪定は慎重に行わ

ないと、木そのものを枯らせてしまうこともあります。今後街灯に隣接して育っているサクラなどの樹木の剪定をどのように行うのが

よいか、あるいは街灯の側で何らかの配慮をしてもらった方がよいのか、西部建設事務所との対話も含め、美しくし隊の活動テーマの

一つに加えたいと思います。

【訃報】 美しくし隊の創設時からのメンバーであるY氏が終戦の日に永眠されました.公務ご多忙の中、地域自治の発展に多大な遺産を

残して下さった方でした。還暦を迎えられたばかりの突然の訃報に関係者一同、驚きと悲しみを禁じ得ません。

ご冥福をお祈り致します。(発行人)

総合運動公園イベントのご案内

総合運動公園で活動中の里山倶楽部さんより案内がありました。こちらもどうぞご参加下さい.

10月25日(土) 10-15 グリーンフェスタ ~ 里山整備講座 11月1日 (土) 10-12 運動公園内の竹間伐

滝が谷公園を美しくし隊は。次の地域団体にご協力頂いております。

~ ガーデンハウス名谷第2団地管理組合,名谷コープタウン団地管理組合,神の谷児童館 ~

9月~11月の活動予定日

(毎月第1・3日曜) 9月7・21日、(各16時~18時) 10月5日・19日 11月2日・16日(各15時~17時)

どなたでもご参加下さい。お待ちしています。

滝が谷公園ニュース…第28号 2008年6月7日

桜並木を長持ちさせるために

今年も公園の桜約80本は見事に開花しましたが、中には枯れ枝が目立つものも増えてきています。 そこで4月29日兵庫県樹木医会の

河合浩彦様をお招きし、約3時間実地講習をして頂きました。「桜切る××」と言われますが、枯れた枝や絡み枝は適切に切除した方

がよいこと、また「白川層で地味が悪い」を言い訳にせず根が呼吸しやすいよう土の手入れををすべきことなど、素人の私たちには

目から鱗が落ちる数々の貴重なお話を伺うことができました。 美しくし隊では、今後今回の講習内容をもとに、桜の木の手入れを行

っていく予定です。

賑わう芝生広場

ゴールデンウイーク最中の5月2日、とある小学校の遠足目的地は何と滝が谷公園! お弁当をはさんで約4時間、多くの子どもたちが公

園の芝生で楽しそうに過ごしてくれていました。グラウンドに毎年芝生を貼る活動も今年で8年目。このように楽しんでくれると、公

園の手入れのやり甲斐があります。

芝生貼りは今年も西部建設事務所の協力を得て、小雨の降る中、150平方メートルを貼り増しました。 今年はグラウンドの真ん中に

近い位置で、野球クラブなどの練習をされる方には7月末頃まで不自由をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。

周辺2団地と協力関係を結ぶ

美しくし隊はこれまで公園周辺有志住民の集まりという位置づけで活動してきましたが、より地域に根ざした活動を続けていくため

周辺の団地・管理組合にも情報交換を主とした協力を呼びかけました。 この結果、ガーデンハウス名谷第2団地、名谷コープタウン

団地の両管理組合が滝が谷公園を美しくし隊の協力団体として新たに名を連ねて下さることとなりました。

今後はこの2団地を始めとする他の自治会・管理組合へも公園ニュースの配布・回覧をお願いし、これまで以上に情報発信をしていく

ことで多くの方々に興味を持って頂きたいと思います。

新しい樹名板です!

先月中旬より、目新しい樹名板が数カ所かかっているのをご存知ですか? これは、コープタウンにお住まいの方のご好意で提供頂いた

もので、素材は松の廃木を輪切りにしたものを利用し、表記は全て手書きと格調高いものです。

滝が谷公園の名物がまた一つ増えました。

里山倶楽部さんとの交流

お隣の総合運動公園を舞台とされている里山倶楽部さんが同公園内に残っている竹林の間伐を行われるということで、美しくし隊より

2名が飛び入り参加してきました。場所は新幹線トンネルに近い急斜面。長年放置され50cm間隔で密集している竹を次々と切り出す

と、竹林の風通しが良くなるとともに、青々とした立派な竹材が百本近く生まれました。 里山倶楽部さんはこの他、山道作りや間伐材

からの草木染めなど多彩な活動を毎月行われており、今後も不定期で交流させて頂く予定です。

6月~8月の活動予定日

(毎月第1・3日曜) 6月15日、7月5日・19日、8月2日・16日(各16時~18時)

活動内容 : 草刈り、水やり、ごみ拾い等どなたでもご参加下さい。お待ちしています。

滝が谷公園ニュース…第27号 2008年2月23日

梅の開花間近

昨年植樹した梅の木が沢山花芽を付けています。今年からはこの公園で梅見も楽しむことができそうです。桜の樹木診断1月に

樹木医の先生をお招きし、園内にある桜並木の状態を診て頂きました。先生によると樹齢30年足らずなのに元気がないものが

ある、土壌も良くないとのこと。しかし、根回りを手入れする、適切に肥料を与える、適切に剪定する等の処置を施せば樹勢を

回復することは可能との希望の持てるコメントを頂きました。 先生は王子動物園内の桜並木を回復されたご実績もあり、今後

具体的なご提案をお聴きかせ頂いた上で美しくし隊の活動の一つとして取り組んでいく予定です。

総合運動公園に「鹿」出現

ユニバー競技場を過ぎて歩道橋にかかる左手に下記のような注意書きを見つけました。本当に鹿が出たのですか?と運動公園の

係の方にお聞きすると、昨秋立派な角を持った大人の鹿一頭がコスモスの丘に立っているのを地下鉄の乗客が目撃し、通報を

受けた運動公園の方も遭遇して写真も撮影されたということです。 また神の谷7丁目の裏山でも目撃情報があるとのことでした

(どなたか目撃された方はいらっしゃいますか?)。 鹿というと奈良を連想しますが、調べると県内の北部山間では野生の鹿が生

息しており、これが何らかの原因で神戸まで南下してきたものと思われます。

昨年丹波市に開設された県立森林動物研究センターのホームページ(http://www.wmi-hyogo.jp/)には鹿肉をどのように食べる

か?という興味深いテーマも掲載されていました。

連載「滝ヶ谷」のルーツを探る  7名谷ベルトコンベア橋撤去される

滝が谷公園を造成する土砂も運んだであろうベルトコンベアは3年前に運転を停止し区内各地で撤去作業が進行していますが、私

達に身近な名谷駅西の跨線橋が去る2月初めに約35年の役目を終えて撤去されました。 撤去された跡にはこれまで暗闇に閉ざされ

ていたトンネルが口を開けていますので皆様一度ご覧下さい。

「山、海へ行く」の名キャッチフレーズに乗り、ここから運ばれた土砂で六甲アイランドおよび神戸空港島が造成されました。

このトンネル跡は何らかの形で歴史的財産として残して欲しいものだと思います。

3月~4月の活動予定日

(毎月第1・3日曜) 3月2日・16日 (各15時~17時) 4月6日・20日(各16時~18時)

活動内容 : 落ち葉拾い、高木剪定、草刈り等どなたでもご参加下さい。お待ちしています。

滝が谷公園ニュース…第26号 2007年11月10日

猛暑去り柿熟す

7月中旬までの冷夏が一転、9月下旬まで続いた猛暑がようやく去りました。どうやら地球的な気候の変動は間違いないようですが、

それだけに秋の訪れが嬉しいものです。 滝が谷公園では5年前に植えたカキの実が今年は見事に熟し道行く方々の目を楽しませまし

た。ただし、「渋柿」で舌の楽しみはお預けです。

滑り台の修理

滝が谷公園のプラスチック滑り台が一部破損し、7月に交換・復旧していますが、9月19日付神戸市公園管理課の発表によると滑り

台メーカの製造不具合であったということです。ブランコが落ちる、手摺りが倒れる等の公園遊具の事故が全国各地で発生してお

り、市でも全公園を巡回し遊具を点検していますが、万一異常を発見された場合は、西部建設事務所(742-2424)または美しくし隊

までご一報下さい。

鐘塔(カリオン)の修理

今や鳴っていたことを知っている人の方が少ない鐘塔ですが、荒れ放題もいかがなものかと美しくし隊より西部建設事務所に相談

を持ちかけたところ、安全面と衛生面の観点から次の修理作業を行って頂けました。

ハト対策 : 塔内部にハトの糞が堆積し不衛生であった → 内部の糞を除去し、ハトが入れないよう鐘の丸窓に金網を取り付けた

タイル修理 :塔表面のタイルが一部脱落していたので、貼り直した塔の修理作業を見かけた方から、『再び鐘が鳴るんですか?』と

のお問合せも頂いておりますが、長期間動かしていないのでいますぐ鳴らすことはできない。再び鐘を鳴らすとすれば駆動装置の

点検・修理が更に必要ということです。

!公園内はバイク走行禁止です!

クワの支柱

芝生広場にあるクワの木は最近ますます枝が茂り、実がなる初夏には子供さんが木登りを楽しむ光景がよく見られます。

美しくし隊では、枝が折れないよう支柱を設けました(7月22日)。

パンジー花壇再開

10月の間、パンジー花壇は土の入れ替えと樹木根の掘り出しのため休ませておりましたが、今月より再開いたしました。

多くの方々より花壇はもうやめたんですか?とのお問合せを頂きましたが、またお楽しみ下さい。

賛否両論~野良猫への餌やり

最近神の谷に越して来られたという方より、この地区は野良猫が多く、また野良猫への餌やりが公園で行われていることに驚いて

いるというご意見を頂きました。 実際公園内で野良猫へ餌を与えておられる方を確認しております。

餌を与える方は、そうしなければ猫が死んでしまうという動機。これに対し、餌やりを問題視される方は、餌をやるなら野良猫を

自分で飼うべきで、飼わずに餌だけ与えるのは無責任だという理由とお見受けします。

従来より『野良猫へ餌を与えないで』という看板が設置されていますが、捨て猫をしない、野良猫は猫を飼いたい方に引き取って

頂くということが根本的な解決策なのかもしれません。

公園内で走行が許されているのは自転車のみです。

歩行者の安全のため、バイク・原付を乗り入れる方は必ずエンジンを切り、手で押して下さいますよう

お願いいたします。西部建設事務所にお願いし、このことを呼びかける立て看板を2箇所設置して頂き

ました。

今後3ヶ月の活動予定 

(毎月第1・3日曜 15時~17時)

活動日 : 11月4日・18日、12月2日・16日、1月6日・20日

活動内容 : 落ち葉拾い、高木剪定等どなたでもご参加下さい。お待ちしています。

滝が谷公園ニュース…第25号 2007年6月25日

7周年記念特別号

滝が谷公園ニュース…第24号 2007年2月1日

ドングリを拾って「ドングリ預金」

滝が谷公園には秋になると沢山のドングリが転がっています。これらのほとんどは、人に踏みつぶされる、あるいは土に埋もれる

などに任されてきましたが、これではもったいないとドングリ拾いを企画したところ、神の谷児童館さんが快く応じて下さり、12

月2日、約10人の元気な子供さんと一緒に園内のドングリを拾って回りました。10人で約1時間拾い集めた成果が、バケツ2杯分の

ドングリ。重さにして14.4kgでした。滝が谷公園で取れるドングリは、比較的小さいものが多く1個あたり1グラムから3グラム。

従って集まった個数は約7000個ほどという計算になります。

集まったドングリは半分をクマ被害で困っている宍粟郡の農園に、そして半分は「ドングリ銀行神戸」へ「2850ドングリ」として

「預金」しました。ドングリ銀行神戸さんは集めたドングリを苗に育てて、また返すという活動を1995年から行っておられ、5月の

総合運動公園での緑のイベントで希望すれば クヌギ(100ドングリ/本)、ケヤキ(500ドングリ/本) 等の苗木として「ドングリ預金」を

「引出し」てくれます。また「預金」は1年以上預けたままとすることもでき、毎年10%の利子が付くそうですから、低金利のこの時

代利用しない手はありませんね。

ドングリ銀行神戸さんの連絡先は次のとおり マスダマキコ代表 TEL/FAX997-5541  Email: massuda@par.odn.ne.jp

公園と地域の安全に関する動き

滝が谷公園では8月に神戸市、神の谷児童館と合同で遊具の安全チェックを実施しましたが、関連報道が12月19日付神戸新聞にありま

した。 これによると、2005年に神戸市内の公園で子供が負傷する事故が約20件発生したこともあり、この4月以降、事故や危険情報

の緊急連絡先を記した「公園情報看板」が設けられるということです。

これとは別に、公園東側の遊歩道(通称あかみち)に高輝度街灯が増設されました。あかみちは夜道が暗く不安という声があり、昨年よ

り神戸市が展開している街灯高輝度化事業の一つとして採用されたようです。

公園周辺の住宅では車上荒らしや泥棒被害なども発生しており、遊歩道へのバイク侵入問題も含め、地域の安全は地域住民が知恵を出

し合って取り組んでいく必要があると感じます。

2月-4月の活動予定

2月 : 4日、18日 ~ 施肥、高木剪定等 (各15時-17時) 3月 : 4日、18日 ~ 落ち葉拾い、植樹等 (各15時-17時)

4月 : 1日、15日 ~ 掃除等    (各15時-17時) どなたでもご参加下さい。お待ちしています。

滝が谷公園ニュース…第23号 2006年11月13日

のじぎく兵庫国体

9月30日から10月10日までの11日間、滝が谷公園から歩いて5分のユニバー記念競技場でのじぎく兵庫国体が開催された。この間、

公園の西入口からもよく見える炬火(きょか)台に火が灯され、特に夜間の炬火は幻想的であった。炬火が灯されたのは1985年のユ

ニバーシアード大会以来ということである。今のじぎく国体は高砂の高校野球やマスコット「はばたん」が全国的に話題となった

が、ここユニバー競技場でも会期末の陸上競技で全国各地からの名選手達が高いレベルの実力を発揮し、歓声が谺した。全国各地

からこれだけの人々が集まる機会は滅多になく、日本にはこんなに沢山の地域があるだということを炬火台に連なる約50本の都道

府県旗を見て改めて認識した。

開会式に天皇皇后両陛下が臨席されたこともあり、9月初旬に滝が谷公園をはじめとする周辺街路樹・公園は一斉に草刈り、剪定が

なされ、われわれ公園ボランティアとしては秋の仕事が一つ軽減された。 ただ、あまりに一斉に草刈りがなされたせいか、葉虫が

隣接民家に侵入した、カマキリが路上をさまよっていたという声も聞かれた。

緑と公園の集い

神戸市全域の公園管理会が年に一度集う、「緑と公園の集い」がこれも滝が谷公園から歩いて10分の総合運動公園体育館で10月21日

に開催され、出席した。会合には約600名が集まり、神戸市の公園および公園ボランティア活動の広がりを改めて認識した。

会は各管理会の永年表彰が主であるが、今年は初めての試みとして管理会活動の悩み意見交換会という場が持たれたので飛び入り参

加した。20人ほどの集まりであったが、各公園共通の悩みは犬の散歩と糞害をどう折り合いを付けるか、落ち葉の処分をどうするか

であった。犬問題については、犬の散歩禁止としているところもあるとのことであったが、あまり「xx禁止」看板だらけにはしたく

ないなということでは一致していた。落ち葉について、滝が谷公園では余ったスペースに落ち葉ためを作り堆肥化も図ることで解決

しているが、ある公園では 回収した落ち葉で焼き芋パーティを開催して地域交流にも役立てているとのことであった。因みに、公園

での火気使用は地面や設備を汚さなければ許容されるとのことであった。

ところで、同じ総合運動公園内にグリーンスタジアム神戸がある。この球場は全面天然芝で、外野の樹木に飲み込まれるようなホーム

ランの風景は、ドーム全盛の日本にあって野球本来の美しさを味わえる数少ない球場である。

つい7年前までイチロー人気で賑わった球場も最近はオリックスの不振で寂しい限りである。また現在は僅かな広告収入を目当てに某航

空会社の名前を冠しているが、神戸の緑の象徴でもある『グリーンスタジアム』に戻って欲しいと筆者は常々思っている。なお、グリー

ンスタジアムの一塁側外壁に今年”Wall of Fame (名選手の壁)”という展示が設けられ、イチローを筆頭とする旧阪急・旧近鉄の名選手の

勇姿が拝めるようになっている。 試合開催時にしかそばに寄れないが、一度ご覧になられてはいかがか。

11月-1月の活動予定

11月 : 5日、19日 ~ 落ち葉拾い等 (各15時-17時) 12月 : 3日、17日 ~ 落ち葉拾い等 (各15時-17時)

1月 : 7日、21日 ~ 樹木剪定等   (各15時-17時)

滝が谷公園ニュース…第22号 2006年6月23日

樹名板をはる会

夏真っ盛りの8月5日、神の谷児童館のみなさん、地域の方、神戸市公園管理の方々をお迎えし、樹名板を貼る会を開催しました。

当日は照り付ける日差しの中、子供たちの歓声に包まれながら広い園内を巡り、5月27日の準備会を経て準備したアカガシ製の名板を

シュロ縄で各樹木に結わえていきました。滝が谷公園には64種、1050本の樹木がありますが(美しくし隊調べ)、それらのうち主な樹

木22本に名板が付きました。いずれも歩道より見えやすい場所に取り付けていますので、散歩がてらどんな樹が園内にあるのか

「発見」するきっかけになれば幸いです。

名板を付けた樹木 メタセコイヤ、クスノキ、トチノキ、サルスベリ、サザンカ、クロガネモチ、ケヤキ、オリーブ、イチョウ、

アキニレ など22本「この名前違うで」 「この樹にも名板を付けたい」などありましたら美しくし隊までご連絡を!

富良野? いえ 滝が谷公園のケヤキです

今年は7月中旬まで雨が多く涼しかったですが、それ以降は体温を超えるような厳しい暑さが1ヶ月近く続きました。 例年ピンク色の花

で目を楽しませてくれるサルスベリが今年は外れ年のようですが、木々の緑は暑さと適度な雨で活き活きとしています。

滝が谷公園と目と鼻の先のユニバー競技場では9月に開催される兵庫国体の準備で賑やかになってきています。

公園の安全チェック/アンケート

同じく8月5日、神戸市公園管理課/西部建設事務所と共同で、児童館の子供たちを対象とした公園遊具の安全チェック/アンケートを行

いました。これは、都市公園での事件、事故を未然に防ぐため利用住民のナマの声を聞いていこうと神戸市が取り組んでいる活動の一

環で、今回の催しが今年度全市で初の事例ということです。

当日は低学年の子供さんの関心を「公園大図面」および子供用アンケートで何とか引き留め、すべり台やブランコについてのヒヤリハ

ット事例を聞き取ることができました。

滝が谷公園では、従来より高い鉄製すべり台を低いプラスチック製すべり台に代えるなどの安全対策が取られていますが、市の方によ

るとプラスチックをすべることによる静電気で火傷した例もあるということで、完全な安全対策というものはないということを改めて

認識しました。遊具の安全性の他に、樹木による死角をどう無くしていくかも一つのテーマであり、今回の安全チェックの結果、砂場

の東側の植え込みを少し刈り込むこととしました。

9月-11月の活動予定

9月 : 3日、17日 ~ 草刈り、水やり等 (各16時-18時)   10月 : 1日、15日 ~ 落ち葉拾い等 (各15時-17時)

11月 : 5日、19日 ~ 落ち葉拾い等 (各15時-17時)どなたでもご参加下さい。お待ちしています。