神戸市須磨区神の谷滝が谷公園のウェブサイト

滝が谷公園ニュース…第29号 2008年9月7日

酷暑、少雨、蝉しぐれ

今年の夏は暑さもさることながら、7月、8月の降雨がわずか3日という記録的な少雨でした.このため,植えたばかりのサクラの一部や、

トチノキ、ハナミズキ、ハナズオウなど水気を好む樹木の一部も葉を落とすなど弱ってしまいました。その一方,これだけの少雨でも

活き活きとしているトチノキがあり、そこに地下水脈があることを窺わせています。また,今年は蝉も多く、8月中旬頃までは公園を

歩くと、クマゼミ、アブラゼミの大合唱で耳をふさぎたくなるほどでした. 園内の樹木を見上げると、蝉の抜け殻が鈴なりになって

いました。

手作り樹名板 増殖中

アブラゼミ合唱団の皆様 セミの抜け殻が鈴なりになったアキニレの枝前号でもお知らせしましたが、新メンバーによる手作り樹名板

が続々と園内に増えています(8月末現在 約15カ所)、樹木の名前、学名だけでなく,命名の由来なども書かれた、学習資料としても価値

のあるものです。地域の身近な自然を再発見する題材として、また子どもさんの学校での自由課題の教材として、ご活用下さい。

写真は、枯れたトチノキにコゲラ(キツツキ)の巣があることを解説している名板です。

花壇でほっと一息

園内に2カ所ある花壇では,現在女性メンバーが ベゴニア/マリーゴールドとオミナエシを植えています.メンバー曰く、「地味ですが、

私同様いつまでも花(華)のある公園にしたい」ということです。花のある公園は、地域の安全や価値を高めるとも言われます。

サクラと街灯を共存させるには7月初旬、園内の街灯を覆うように茂っていたサクラなどの枝が,地元住民からの要請を受けた西部建設

事務所の配慮により一斉に刈り込まれました。これで、街灯の明かりと夜間の園内の安全が確保されましたが、悩みは今後数年のうち

にサクラの枝はまた同じように伸びて、街灯を覆うであろうことです。サクラ切るという諺があるように、サクラの剪定は慎重に行わ

ないと、木そのものを枯らせてしまうこともあります。今後街灯に隣接して育っているサクラなどの樹木の剪定をどのように行うのが

よいか、あるいは街灯の側で何らかの配慮をしてもらった方がよいのか、西部建設事務所との対話も含め、美しくし隊の活動テーマの

一つに加えたいと思います。

【訃報】 美しくし隊の創設時からのメンバーであるY氏が終戦の日に永眠されました.公務ご多忙の中、地域自治の発展に多大な遺産を

残して下さった方でした。還暦を迎えられたばかりの突然の訃報に関係者一同、驚きと悲しみを禁じ得ません。

ご冥福をお祈り致します。(発行人)

総合運動公園イベントのご案内

総合運動公園で活動中の里山倶楽部さんより案内がありました。こちらもどうぞご参加下さい.

10月25日(土) 10-15 グリーンフェスタ ~ 里山整備講座 11月1日 (土) 10-12 運動公園内の竹間伐

滝が谷公園を美しくし隊は。次の地域団体にご協力頂いております。

~ ガーデンハウス名谷第2団地管理組合,名谷コープタウン団地管理組合,神の谷児童館 ~

9月~11月の活動予定日

(毎月第1・3日曜) 9月7・21日、(各16時~18時) 10月5日・19日 11月2日・16日(各15時~17時)

どなたでもご参加下さい。お待ちしています。

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