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滝が谷公園ニュース…第30号 2009年1月1日

シダレサクラに竹の柵

グラウンド西の階段脇にシダレサクラを植えて7年が経ちました。 数年前、葉と花の付きが少なくなったことがありましたが、

2年前にてっぺんの枯れ枝を思い切って切除したところ、樹の勢いが蘇り花も多く咲くようになりました。この冬も花芽が多く

付いており、来春はまた花見を楽しませてくれるものと期待されます。この度、樹形をより広げるための準備として、サクラ

の周りに竹製の柵を設けました。これまでの木杭製柵に比べて、「上品」な雰囲気を目指したつもりですがいかがでしょうか?

竹は、里山倶楽部緑台さんが総合運動公園内に残る竹林から切り出して下さったものを利用しています。

2008年の紅葉

2008年は暑さが厳しく、また台風上陸がなく葉っぱがほとんど落ちずに残っていたため、例年にも増して色鮮やかで賑やかな

紅葉が楽しめました。

キツツキの枯木を支える

コープタウン団地への入り口付近にある、一本のトチノキの枯れ木、 4mほどの高さに直径5cmほどの真ん丸な穴が開いていま

すがこれはキツツキ(ゲラ)の巣です。木が倒れることなく、この冬もキツツキが訪れてくれるよう3本の丸太で支えました。

落ち葉で腐葉土づくり(1)

鮮やかな紅葉が落ち葉に変わる12月。この冬も恒例の落ち葉で腐葉土づくりをはじめています. 落ち葉を公園の土に返すのです。

落ち葉は溜めておくと自然に発酵して里山でよく見られる腐葉土(ピート)になります.ただ自然発酵に任せると完全な腐葉土にな

るまで2年近くかかるので、翌年の落ち葉の季節には半熟のまま腐葉土をいったん落ち葉槽から出さなくてはいけません。

そこでこの冬は腐葉土をなるべく早く熟成させる方法にチャレンジしています。 熟成を早めるポイントは、鶏糞、油かす、発酵

促進剤を混ぜた層を落ち葉層の間に挟み込んでいくこと。そして深さ約60cmまで貯まった落ち葉と発酵剤のサンドイッチ層に適

度な水を含ませて表面をブルーシートで覆うことです。 12月初旬にこの方法を初めて試し,2週間後に落ち葉層の内部を覗いてみ

るとほのかに熱気が感じられ発酵がはじまっていることを確認できました。

これに気を良くし,12月下旬には2基目の落ち葉槽を作りました。落ち葉槽も公園内の要らなくなった支柱を組み上げた、材料費

がほぼゼロの経済的なものですが、今年は底に合板を敷き詰めました(1)。これは腐葉土を目がけて伸びてくる周辺の樹木根を阻

止して、腐葉土の掻き出しを容易にするためです。5m超の支柱を公園内から約20本集め、合板のタテヨコ長さに合わせきれいに

切り揃えます(2)。組み上げた支柱を針金と釘で固定し、手作り落ち葉槽が完成(3)。体重のあるメンバー(筆者?)が上に乗ったり横

から蹴ったりして頑丈さを確認したら、公園内から掃き集めた落ち葉を次々に投入します(4)。この手の作業に慣れたメンバも多く、

5人がかりで3時間の一仕事でした。うまくいけば春には熟成した腐葉土ができるので、桜周辺や花壇などに使いたいと考えていま

す.秋の落ち葉が、春には公園の土に返り、花や緑を豊かにしてくれる. 落ち葉をゴミとして処理する費用も無くすことができ。

一石二鳥です。

1月~3月の活動予定日

(毎月第1・3日曜)

1月11・18日 2月1日・15日  3月1日・15日(各15時~17時) どなたでもご参加下さい。お待ちしています。

滝が谷公園を美しくし隊は,次の地域団体にご協力頂いております。

~ ガーデンハウス名谷第2団地管理組合,名谷コープタウン団地管理組合,神の谷児童館 ~

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