滝が谷公園ニュース…第27号 2008年2月23日
梅の開花間近
昨年植樹した梅の木が沢山花芽を付けています。今年からはこの公園で梅見も楽しむことができそうです。桜の樹木診断1月に
樹木医の先生をお招きし、園内にある桜並木の状態を診て頂きました。先生によると樹齢30年足らずなのに元気がないものが
ある、土壌も良くないとのこと。しかし、根回りを手入れする、適切に肥料を与える、適切に剪定する等の処置を施せば樹勢を
回復することは可能との希望の持てるコメントを頂きました。 先生は王子動物園内の桜並木を回復されたご実績もあり、今後
具体的なご提案をお聴きかせ頂いた上で美しくし隊の活動の一つとして取り組んでいく予定です。
総合運動公園に「鹿」出現
ユニバー競技場を過ぎて歩道橋にかかる左手に下記のような注意書きを見つけました。本当に鹿が出たのですか?と運動公園の
係の方にお聞きすると、昨秋立派な角を持った大人の鹿一頭がコスモスの丘に立っているのを地下鉄の乗客が目撃し、通報を
受けた運動公園の方も遭遇して写真も撮影されたということです。 また神の谷7丁目の裏山でも目撃情報があるとのことでした
(どなたか目撃された方はいらっしゃいますか?)。 鹿というと奈良を連想しますが、調べると県内の北部山間では野生の鹿が生
息しており、これが何らかの原因で神戸まで南下してきたものと思われます。
昨年丹波市に開設された県立森林動物研究センターのホームページ(http://www.wmi-hyogo.jp/)には鹿肉をどのように食べる
か?という興味深いテーマも掲載されていました。
連載「滝ヶ谷」のルーツを探る 7名谷ベルトコンベア橋撤去される
滝が谷公園を造成する土砂も運んだであろうベルトコンベアは3年前に運転を停止し区内各地で撤去作業が進行していますが、私
達に身近な名谷駅西の跨線橋が去る2月初めに約35年の役目を終えて撤去されました。 撤去された跡にはこれまで暗闇に閉ざされ
ていたトンネルが口を開けていますので皆様一度ご覧下さい。
「山、海へ行く」の名キャッチフレーズに乗り、ここから運ばれた土砂で六甲アイランドおよび神戸空港島が造成されました。
このトンネル跡は何らかの形で歴史的財産として残して欲しいものだと思います。
3月~4月の活動予定日
(毎月第1・3日曜) 3月2日・16日 (各15時~17時) 4月6日・20日(各16時~18時)
活動内容 : 落ち葉拾い、高木剪定、草刈り等どなたでもご参加下さい。お待ちしています。