神戸市須磨区神の谷滝が谷公園のウェブサイト

滝が谷公園ニュース…第11号 2004年1月1日

謹賀新年 本年もよろしくお願いします

●1-3月の活動予定 (毎回15時ー17)  1 : 4~お休み 18~落葉拾い、溝さらい等  2 : 1~落葉拾い、

溝さらい等 15~同左  3 : 7~植樹準備等 21~植樹  どなたでもご参加下さい。歓迎いたします

 

滝が谷公園を美しくし隊の活動も今年で4年目となります。ともすればマンネリとなりがちな地道な活動ですが、これまで以上

にみなさんが公園に親しみを持って頂けるよう、行動・広報に努めます。今年も旧年に勝るご厚誼のほどお願い申し上げます。

巣箱造り

1116日に小鳥の巣箱の手造り会を、住民7名の参加を得て行いました。 巣箱は住宅用パネル材を利用して組立てたもので、

鳥が警戒しないよう無塗装としました。 作った巣箱10個は公園内の常緑樹に据付ました。 どの樹に巣箱があるかはみなさん

お探し下さい。

連載:「滝ケ谷」のルーツを探る 3 山の神

畑公民館に残っている「禍福等分」石標(上記水源地の上部に見えるもの)奥畑大歳神社に合祀されている「山の神」の石標今は

地下鉄車庫に埋まった滝が谷池の水源地(「奥畑史」より)

「奥畑史」によれば、今の落合池から松尾小学校、北落合4丁目、神の谷 ゴルフ場を経て流通団地に至る線は、かつて「市の子、滝

が谷、湯屋谷」の三山として旧奥畑村の境界を成しており、1778年頃に境界に沿った8箇所に「山の神」と標した石標が置かれた。

この8個の石標は、ニュータウン造成に伴って奥畑大歳神社に回収合祀され今に残っている。また、この8箇所の石標を巡回確認する

祭事が今も9月に行われている。

また、旧奥畑村では昭和36年に上水道が通るまで滝が谷の池横の湧水を水源として利用していたが、ここは「滝」とともに地下鉄車

庫に埋立てられた。 ただ、この水源池にはめ込まれていた「禍福等分」と標された石標は今も奥畑公民館の入り口に移設されて残っ

ている。「禍福等分」という含蓄ある言葉に今に伝わる奥畑地区の歴史の重みを感じるのは筆者だけであろうか。

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