神戸市須磨区神の谷滝が谷公園のウェブサイト

滝が谷公園ニュース…第7号 2002年12月22日

20年を経て憩いの森に成長 滝が谷公園が造成された1981年当時の神戸市「公園台帳」によると、高木1313本、中木882本、合計

2200本を植えたとあります。 これに対し、2000年秋に美しくし隊が行った樹木調査では、高さ2m以上の樹木合計1063本の現存を

確認し、20年の間に樹木の数は約半分に減った計算になります。しかし、この間に残った樹木は大きく茂り、神の谷地区のみなら

ず市内全域を見ても人工公園としては稀有な規模を有する”まちの森”に成長しました。植栽は決して多彩ではないものの、春のサク

ラ並木、夏のサルスベリ、秋のアキニレ、ケヤキ、イチョウの紅葉など、訪れる人々の目を楽しませてくれます。 また、近くに総合

運動公園、太山寺などがあるせいか小鳥のみならず、トンビなども訪れます。

まちの里山として手入れが必要 宅地の中にあって貴重な緑陰を提供してくれる滝が谷公園の森ですが、放っておくと枝が繁茂、密生

し、樹木や下草の生長を妨げる他、見通しが悪くなり治安上も問題があります。こうした樹木の手入れは神戸市だけではなかなか手が

回りませんので、美しくし隊では次のような公園の森の手入れを行っています。

○ 樹木の下枝刈り ○ 枯木の除去と新たな樹木の植栽 ○ 枯葉の堆肥化とサクラなどへの追肥

この20年間こうした手入れがほとんど行われていませんでしたので、まだまだ不十分な点もありますが、少しづつ「華のある森」に変

えていきたいものです。これからもみなさんのご理解とご協力をお願いいたします。

刈り取った下枝の山 樹木1000本相手なので下枝だけでもトラック数台分になります。少しの間見苦しくなりますが、スミマセン

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