神戸市須磨区神の谷滝が谷公園のウェブサイト

滝が谷公園ニュース…第13号 2004年7月9日

芝生貼り 4年目

恒例となったグラウンドへの芝生貼りを、今年も5月29日午前に行いました。今回は神の谷小学校の生徒さん4名も参加して下さり、

グラウンド南西部を芝生で埋める作業を約3時間にわたって楽しく行うことができました。芝生貼りは今年で4年目。毎年150m2ずつ、

合計600m2を貼ったことになります。 貼って4年目の場所は、踏み固められて徐々に雑草に入れ変わっていますが、降雨時の土砂流

失の役目は果たしており来年以降も貼り増していく予定です。最後に、芝生現物提供および生徒さんへの呼びかけでご協力下さった

西部建設事務所および神の谷小学校にこの場を借りて感謝いたします。

草刈りは暑い・・・

5月から8月にかけての美しくし隊の作業はもっぱら草刈りです。草刈り対象面積は約3000坪(推定)あり、美しくし隊の保有する3台

の草刈り機と1台のバリカン機をフルに稼働させて刈っていきます。昨年、今年と5月から活動日を狙ったように雨が降ることが多く、

刈るペースが落ちる反面、草はどんどん伸びるというのが悩ましいところです。

でも楽しい!!

草刈りは市でもやってくれ、この公園では春から夏は美しくし隊、秋の仕上げは市という役割分担としています。自分たちで刈るこ

との利点は草の間の花を残すなど細かな配慮ができる、達成感(自己満足)が得られる等があります。その反面、休日にエンジン騒音

でお騒がせしますこと、どうかご理解・ご容赦下さい。

7-9月の活動予定 (毎回16時-18時)

7月 : 4日、18日 ~ 草刈り等   

8月 : 8日、22日 ~ 草刈り、水やり等

9月 : 5日、19日 ~ 草刈り、水やり等

連載:「滝ケ谷」のルーツを探る(4 )団地造成前の神の谷

「須磨ニュータウン誌」(神戸市)によれば名谷団地の造成が開始されたのが1974年頃。今から丁度30年前ですが、その造成以前

(1969年)の旧奥畑村付近の空中写真を入手しました*。現在の建物等位置と重ね合わせたものをご紹介します。

これを見ると、神の谷地区は3つの南北に延びる尾根が東西に並んでいた地形であったことがわかります。尾根にはさまれた谷筋

がほぼ現在の環状道路(バス道)となっているようです。これらの尾根はほとんど削り取られましたが、わずかに松尾公園内の山と

して残されている他、神の谷小学校の盛り上がりはこの名残で、小学校の校長室の横に当時の地形模型が展示されています。

また谷筋には小さいながら川が流れていたようで、福田川の源流となっていました。「新・神戸の町名」(神戸新聞社)によれば

「神の谷」の由来の一つは福田川の「かみ(上)の谷」ということです。ここから削り取られた土砂は地下ベルトコンベアを経て

須磨浜より積み出されポートアイランド等の埋立造成に使われました。そのベルトコンベアも最近の報道によれば来年で停止さ

れるようです。*空中写真の入手先:(財)日本地図センター

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